腸もれって?!あなたの腸に穴はあいていませんか?アレルギーや不調の原因になっていますよ

腸もれ?腸に穴があいているってどういうこと?!

そんなことが体の中で起こっているかもしれないなんて、すぐには信じられませんよね。

2014年に発表された衝撃的事実!

順天堂大学・ヤクルト中央研究所による研究報告はこうです。

「生きた腸内細菌が血液中に見つかった」

本来なら、腸内細菌が生きた状態で血液の中にいるなんてことはあってはいけないことなんです。

腸内細菌は腸の中にいる間は私たちのために活躍してくれます。

しかし、血液中に漏れ出してしまえばに話は別です。

そうなれば、腸内細菌としての働きができないばかりか「異物」と見なされてしまい免疫細胞に攻撃されます。

免疫細胞に攻撃されるのは腸内細菌だけでなく、腐敗物・毒素・未消化の栄養素などもそうです。

腸に穴があいてこのようなものが血液中に漏れ出すことで、体のあちこちで異物と見なされて攻撃を受け、その結果炎症を引き起こすのです。

この炎症こそが「万病のもとになる」ということがわかってきたのです。

  • アレルギー性鼻炎(花粉症)
  • 胃炎
  • 口内炎
  • 扁桃腺炎
  • 膀胱炎
  • 扁桃腺炎

など「炎」とつく症状は、腸に穴があいていることが原因になっている可能性があります。

腸もれを引き起こしていると、その炎症が慢性化することで喘息・糖尿病・ガンなど大きな病気になってしまうこともあるのです。

腸もれ=リーキーガットシンドローム

腸もれが起こる場所はおもに小腸です。

小腸の内側は絨毛(じゅうもう)というひだ状の突起物に覆われています。

その絨毛の1つ1つには、さらに細かい微絨毛という突起物があります。

その表面積は成人の男性でテニスコート一面にもなります。

不健康な生活が続くと、この微絨毛と微絨毛の結合部分が緩み、すき間ができることで本来なら通ってはいけないものが血液中にもれ出してしまうことがあるのです。

これを欧米では「リーキー・ガット・シンドローム」と呼んでいます。

直訳するとリーキーはもれる、ガットは腸で、「腸もれ症候群」となります。

東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生は、これを【隠れ病は「腸もれ」を疑え!】という著書で「腸もれ」と呼んで警鐘を鳴らしています。

教授は、「現代人を苦しめ、ときに命を奪いかねない病の大本に「腸もれ」が大きく係わっているという事実を知らない人が大半である」と書いています。

研究結果によると、25人に1人の確率で腸もれを引き起こしていて、糖尿病患者の4人に1人の血液中に腸内細菌が見つかっているそうです。

腸もれの原因
  • 食品添加物・残留農薬・水道水に含まれる塩素・抗生物質などの多用。
  • 食べ過ぎ・飲み過ぎで腸に負担をかけている。
  • 慢性的なストレスや便秘で腸が弱っている。
  • 殺菌をし過ぎている。

などがあげられます。

腸もれを起こす穴は目には見えない小さなものですが、ジワリジワリもれ出て炎症を慢性化させていくことで、結果的に病気になってしまいます。

自身が腸もれかどうか気になる方は、血液検査で調べることができます。

また、健康診断で血液検査した時などの数値を確認するのも参考になります。

「CRP]という数値が0.1以上だと腸もれの疑いがあるようです。

腸もれを引き起こしているのはどういう人?

藤田先生の著書【隠れ病は「腸もれ」を疑え!】に詳しい内容が書かれていますが、慢性的な「便秘・下痢」を抱えている人だと言えます。

食生活が整っていて心身ともに健康であれば、便秘や下痢にはならないはずです。

しかし、ファーストフード・カップラーメン・コンビニ弁当・インスタント食品・スナック菓子などを好んで食べる人が増えていますよね。

このようなものには、長持ちさせるためなどの理由で体に毒になる食品添加物が入っています。

食品添加物は、少しなら人体に害がないとされるているので使用することが許可されていますが、いつもこのような食事ばかりという人が危ないのです。

このような食生活が続いていると、慢性的な便秘や下痢を引き起こしやすくなり、腸に穴があく可能性が高くなるのです。

腸もれを防ぐために

腸もれを引き起こさないためには、食生活の見直し・適度な運動・ストレスをためすぎないことが大切です。

食事は、自然由来のものを腹8分目程度(6~7分目を進める医師もいます)食べることがすすめられています。

腸もれを起こさない秘訣は、生野菜・果物・発酵食品を積極的に食べることです。

加熱した料理は4割程度にして、6割は生の物や発酵食品など酵素・食物繊維・オリゴ糖が含まれている食事にすることがポイントです。

また、1日2食で朝は食べず、昼・夜のみにすることもすすめられています(成長期の子供は除く)。

便は健康のバロメーター

便を見れば健康かどうかのバロメーターなります。

毎日、黄色っぽくてバナナ状の便が1~3本くらいスルリと出ることが理想です。

体にいい食生活ができているということです。

この状態を継続することがポイントです。

ここで、下痢でも出ればいいの?と思う人がいるかもしれませんね。

出ないよりはいいと言えますが「腸内環境が悪い=健康的な食生活ができていない」状態であることを意味しています。(ストレスなどの要因もあります)

腸内細菌の種類を知る!

ここで、腸内細菌について考えてみましょう。

腸内細菌は、大まかに善玉菌・悪玉菌・日和見菌(ひよりみきん)の3種類に分類されています。

この割合がおよそ「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」という状態が腸内環境が整っている状態です。

日和見菌は、善玉菌優位になると善玉菌の味方になり腸内環境をよくします。

しかし、悪玉菌が優位になると悪玉菌の味方をして腸内を荒らします。

そうすると腸の働きが弱まり便秘になりやすくなるので悪玉菌は増殖し、悪玉菌が腸内を傷つけることで腸内環境はさらに悪化します。

便秘なんて気にしてない、出ないもんはしょうがないとあきらめていると、どんどんプチ不調が慢性化して、やる気が出ない、面倒くさい、昼寝をしないと1日もたないなどという負のスパイラル状態になってしまいます。

うつ症状の原因は腸もれ?!

腸もれが起きている状態は、体にいい食生活が出来ていないということ不健康であるということです。

腸内環境を良好に保てば、幸福ホルモンといわれるセロトニンがたくさん生産されます。

セロトニンと言えば脳じゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、脳には2%ほどしかなく90%は腸に存在します。

慢性的な便秘を抱えている人の腸は不健康でセロトニンを十分に生産することができません。

腸が健康であれば十分な量が生産されるようになり、明るくアクティブで楽しい生活ができるような精神状態になるはずなのです。

周りにいませんか?いつも元気で楽しそうな人。

おそらく便秘とは無縁の生活を送っていることと思います。

また、腸には免疫細胞であるリンパ球の約70%が集まっています。

リンパ球は腸内環境が整っている状態で力を発揮します。

しかし、食品添加物の継続的摂取などの食生活の乱れや便秘などで腸内環境が悪化すると、免疫力が落ち風邪を引きやすくなったり疲れやすくなってしまいます。

食あたりも起きやすくなります。

便秘を解消すること、腸内環境を整えることがあらゆる不調の改善につながるのです。

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